14: ◯副
委員長 ただいまの
報告に対し、何か
質問等はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
15: ◯副
委員長 次に、
教育局より
報告願います。
16:
◯教育長 教育局より、
平成8年度
仙台市
教育委員会教育功績者・永年
勤続者表彰式につきまして、口頭で御
報告を申し上げます。
委員の
皆様には既に御
案内を差し上げておるところでございますが、
平成8年度
仙台市
教育委員会教育功績者・永年
勤続者表彰式を
平成8年11月29日、金曜日の午前10時より
江陽グランドホテルで行いたいと考えております。御多忙のところまことに恐縮でございますが、ぜひ御臨席賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。なお、
表彰式終了後に
教育功績者の方々を囲んでの
表彰懇談会も
予定をいたしておりますので、あわせて御臨席賜りますよう御
案内を申し上げます。
17: ◯副
委員長 ただいまの
報告に対し、何か
質問等はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
18: ◯副
委員長 以上で、
報告事項関係を終了いたしました。
この際、当局からの御
報告を受けた
事項以外で、
皆様から何か発言がありましたら、お願いいたします。
19:
◯大槻正俊委員 1点だけ。
教育局に
関係して
お尋ねをしておきたいと思うんですが、
O-157の
関係でいろいろことしの夏は大変だったんですが、いわゆる
学校の
家庭科の中で
調理実習、これが実際的には
実習時期をずらしてる、
かなり形を変えて行っている、そんなふうにも聞いてますが、このことについてどのようになっているのか、つまりどのように
指導されているのかについて、まず教えていただきたいと思います。
20:
◯指導課長 調理実習の
授業におきましては、食中毒の
予防について正しい
理解、それから食品の購入や取り扱い、食物の保存や管理などについて、各
学校の実情に応じて最大限の配慮をした
予防策を立てて
調理実習を行っているところです。具体的に申しますと、11月1日現在なんでございますが、
中学校の
調理実習の
状況については、
調理実習の
年間指導計画に従って
予定どおり実施している
学校が64校中46校で72%、
予定どおり実施したということですね。それから
予定どおり実施すると、それが10校です。合わせると88%になっております。それからちょっと時期をずらすというのが8校で、なお、それも11月下旬から始めたいという
報告を聞いております。小
学校の方もこれと似たような
状況でありまして、現在詳しく調査しているところでございます。
21:
◯大槻正俊委員 要するに、この
関係で
調理実習を形を変えて──つまり本当は
衛生教育なりきちんと
実習の中でやれればいいんですが、そういうことができなくて、例えば
先生だけがちょっと教えるような形とか、全く余りにも慎重になり過ぎるために、
調理実習自体ができなくなってしまったというようなことはないということで
理解していいんですね。
22:
◯指導課長 そのために全く
学習が大幅に
変更になったということはございません。多少の
調理方法の献立の
変更とか、加熱に配慮するとか、そういうことを十分配慮して、
学習のねらいを達成するような
授業を現に行っているというふうに
報告を受けております。
23:
◯大槻正俊委員 要するに私がきょう申し上げたのは、
O-157の
対策はきちんとやらなければいけないんですが、余り慎重になり過ぎるために、本来の
調理実習なりの
学習ができないというようなことがあったんでは困るなと。特にその中で、せっかくのいい機会なので、
衛生教育も含めて徹底できればいいんではないかなというふうに思ったものですから、そういうことでなお念のため、これは少し
全国的にもおくれているというようなこともありましたので、特に
仙台市の場合もそういうことのないようにと思いましたので、きょう
質問させていただきましたので、特によろしくお願いします。
24:
◯嵯峨サダ子委員 午前中、
中田学校給食センターで試食をさせていただきましてありがとうございました。
お尋ねする時間がございませんでしたので、ここで
幾つかちょっと
お尋ねをしたいと思うんですが、
一つは
センターで
調理を始めてから
搬送して
学校に到着するまでの時間ですね。一番早いのでどれぐらいの時間を要しているのか、一番遅いのでどれぐらいの時間なのか。まずお聞きします。
25:
◯保健給食課長 午前中、
中田給食センターをごらんいただいたわけでございますけれども、今、
中田給食センターの
関係での
お尋ねであろうと思いますけれども、最短の時間というのはちょっと今ここで
お答えする
資料は持っておりませんが、最も長い時間といたしましては、少なくとも30分以内には
搬送が完了するということで実施いたしております。
26:
◯嵯峨サダ子委員 私が
お尋ねしたのは、
調理を始めてから──でき上がりますよね、それの全部の
トータルの時間を
お尋ねしたかったんです。もし
資料がなければ後で御
報告いただいても結構なんですけれども……。
27:
◯保健給食課長 調理を始めてからの
トータルでの時間が何分かという、明確な何分ということまでは、ここでは
お答えできないんですが、今先ほど申し上げましたのは、実際
センターを出発して最高に時間がかかったとしても冷めないということに配慮いたしまして30分以内というふうに配慮しながらやっているということで、ここにおきましては御
理解をいただきたいと思います。
28:
◯嵯峨サダ子委員 搬送の職員が、
資料によりますと
中田の場合は10名ということで書いてあったんですが、
搬送は何台でやられているんでしょうか。
29:
◯保健給食課長 午前中から私もできる限り
資料をお持ちしてまいったわけでございますが、
台数までは実は書いてないので、ここで
お答えはちょっとできかねますけれども、
日本運輸という会社に委託をいたしまして
搬送に当たっていただいているということでございます。
30:
◯嵯峨サダ子委員 後でまた、わかりましたら教えてください。
それからもう
一つ、
給食の
食材の問題なんですけれども、
国産品がどのぐらいの
割合を使用していて、
外国産はどのくらい使用されているのか、その
辺あたりもわかれば
お答えください。
31:
◯保健給食課長 午前中も御
説明申し上げましたけれども、1万食以上の
食数を現につくっておるわけでございます。その
食材の中で
外国産が
幾らで
国産が
幾らということまでは、ここで
お答えするということはちょっとできませんので、調べさせていただきたいというふうに思います。
先ほど
日本運輸に
搬送を委託しているということで
お答えをさせていただきましたけれども、
台数につきまして10台でございます。10台の車両でもって
搬送しているということでございます。
32:
◯嵯峨サダ子委員 もう1点だけ。後は今回
O-157の問題で
大分調理施設の
改善などもいろいろ検討されておるようなんですが、
文部省の方から
給食室の床を
ウエット式から
ドライにかえるということで、
予算化もされたというふうに聞いているんですけれども、具体的に
仙台市の場合も
予算化がされているのか。その辺もお聞かせください。
33:
◯保健給食課長 O-157にかかる
対策の
関係で、
文部省から招集をうけまして
説明会があったわけでございますけれども、
文部省の考えといたしましては、従来
給食施設をつくる際に、例えば
補助金が交付されるわけですが、今まで
ウエット方式しか
単価としては認められていなかったというものが、
平成9年度からは
ドライシステムの分の──当然若干高いわけでございますが、その分の
補助金も
単価として考慮するという
説明を受けております。それは
平成9年度からという
説明でございました。
34:
◯嵯峨サダ子委員 それは
新設の場合に限るんでしょうか。従来あるものの
改善とかそういった場合にも当てはまるんでしょうか。
35:
◯保健給食課長 平成9年度からの
文部省の
予算措置ということでございますが、
新設ということで、
説明がございました。
36:
◯教育長 ただいま
嵯峨委員の御
質問で
お答えできなかった部分につきましては、後ほど
委員の方に
資料を調べました上御
報告させていただきたいと思いますので、ひとつよろしくお願い申し上げます。
37:
◯阿達孝治委員 まず
最初は、こういうふうな「育てよう 健やかな
子どもたち」という
仙台市がつくった
青少年育成の
資料があるんです。これ、用意してあると思うんですけれども、
皆さんにお渡しいただければ……。副
委員長、お願いします。
38: ◯副
委員長 御用意がございましたら、配付願います。
〔
資料配付〕
39:
◯阿達孝治委員 これは
家庭には
回覧で回しているんですね。私は中身を見まして、
仙台市がつくった中ではこれはすばらしいものだなというふうに見たんですが、関心ある人は、
回覧でなくてもらっておきたいなということなどもお聞きしたものですから、これは
配布方法はどういうふうな
配布方法をしたものなのか、その辺をお伺いしたいと思います。
40:
◯青少年課長 配布方法でございますけれども、市内の各
単位町内会の
班ごとに
全戸回覧をいたしまして、一応全
家庭でごらんいただけるような感じで
配布をいたしております。
41:
◯阿達孝治委員 それで、これは一遍
ぐるーっと回ってしまって、「ああ、こういうのもあるんだな」というあれですけれども、よく読んでみると大変なるほどなということがありますものですから、やはり関心のある人だったり
青少年の
育成にかかわっている
人たちに、できるだけ直接やるようにしておいてもらえればいいなというのが
一つですね。
それからもう
一つは、ここに
家庭でということと、地域でということが書かれているんですが、この
委員会でもいろいろ取り上げられましたけれども、
薬物乱用について、今
新聞などを見ると「
学校が
乱用の舞台になっている」とか「
薬物教育手探り中」とか、いろいろ
新聞をにぎわせているのもこの
薬物の問題なんですね。
教育委員会としてまずやっているだろうと思いますけれども、その辺は
教育委員会から具体的にどういうふうな
対策をとっているのか、お聞きしたいと思います。
42:
◯指導課長 学校におきましては、
学級活動の時間、それから
保健体育の時間、それから
長期休業前の諸注意の
全校集会の折などに、一連の
指導のほかに、
薬物乱用の
内容も取り上げて
指導しております。ロータリークラブからも
平成6年に
シンナー乱用防止に関する
啓発の
ビデオテープを全
中学校にいただいております。ことし10月には
覚せい剤乱用防止のやはり
啓発ビデオテープを全
中学校に寄贈されております。それらなども使いまして
指導しておるところなんです。なお、
学校ではその他にPTAの会合の折とか、あるいは
地区懇談会の折とか、そういった
薬物のことも話題にして
指導しているところでございます。
教育委員会の実際の施策というんでしょうか──実はきょうもやっておるんでございますが、その前に
小中高等学校長あてに
文部省からまいりました「
覚醒剤等薬物乱用防止対策の推進について」という通知を発出しました。それとともに
生徒指導担当者会──これは実際きょう、今の時間にやってるんですが、
覚せい剤の汚染についての
講話をやっております。それから
学校警察連絡協議会──
学警連などにおいて、
薬物乱用に関する
警察の講師による
講話等を実施して、
先生方の
研修をしているところです。今後とも力を入れていきたいというふうに考えております。
43:
◯阿達孝治委員 例に挙げて
委員の
皆さんに申し上げたいと思いますけれど、
たばこの問題がありますね。
学校のときに「小さいうちに
たばこなどのむなよ」と、「大きくなってからでないと脳の進化が悪くなるんだから」などと、いろんなことを言って教えるんですけれども、一遍覚えてしまうとなかなかやめられなくなるんですね。そして、今の
新聞などを見ると、
子供たちはやせるからとか、眠たくなくていいんだよとか、そういうことで、
割合にあっさり
薬物を使ってるということが書かれているんですけれども、
たばこと違ってこれは一遍使ってしまったら
たばこ以上に非常に大変な状態になって、やめるのに本当に大変だということを、私などもいろんなことで聞いたりしているものですから、
青少年課でつくって出したらどうだというふうに……。今もお話し聞いてやや安心しましたけれども、なお努力をしていただきたいということを申し上げておきます。
もう
一つ。実はこれは河北の8年11月14日の
新聞なんですけれども、
図書館に対して
警察の方から
利用者名の
照会があったということが書かれてるんですけれども、こういうことが実際に
仙台であったのかどうか。それから
内容はどういうものだったのか。対処はどういうふうにしたのか。
お答えいただきたいと思います。
44:
◯市民図書館長 昨年の11月に1件ございました。
内容は
刑事事件に関連してでございますけれども、
若林区在住の
女性が
秋田県内で
放火事件等に関連して逮捕されました。その
女性が
若林図書館に置いてございます
秋田魁新報を持ってましたので、その事実の確認──盗まれたかどうか、あるいは
利用者登録の有無、そういった点について問い合わせが
刑事訴訟法197条2項に基づいて
照会がございました。私の方では決裁の上
警察の方に
回答申し上げました。
45:
◯阿達孝治委員 私がお聞きしたのはそういうのでないんです。これは多分見てるとは思いますけれども、
全国の
図書館協議会の調べでわかったということで、
全国の
公立図書館に対して昨年の夏、1,900件に
アンケートを出して973館から
回答があったということになってるんですよね。だから、これは
オウム事件かなんかのことでらしいんですけれども、こういうことで実際にあったのかどうかという、そのことを聞きたいんですよ。
46:
◯市民図書館長 実は
アンケートの方と今申し上げたのは事実
関係の方でございます。
アンケートの方は昨年の7月です。夏ごろに
日本図書館協会の方から
アンケート依頼ということでございました。私の方で6館ございますけれど、
榴岡図書館1件にのみそういう
アンケートの
依頼がございました。
榴岡の方では
回答はいたしませんでした。その理由は無
記名式の任意的な
回答でございましたので、あえて
回答する必要はないのではないかということで、
回答はやらなかったわけでございます。
47:
◯阿達孝治委員 内容はどういうことの
アンケートだったんですか。
48:
◯市民図書館長 問いは18
項目ございます。
幾つか申し上げますと
図書館の
館種──当然「あなたの
図書館は次のどれに当たりますか」ということで、
県立図書館それから
市立図書館、こういう中から入って、あと「
館長職は兼務ですか」。18
項目ですから主なものだけ申し上げたいと思います。「
図書館の自由に関して何か
研修活動を行っていますか」、あるいは「
貴館では
蔵書の中で社会的に問題になっている
資料があった場合どのように
対応しますか」、それから「ある
利用者について
警察から
文書等の
照会があった場合どういう
対応をしましたか」、それから「
蔵書関連で、閉架あるいは廃棄の要求があった場合どういう
対応をしますか」。以上でございます。いずれについても5
項目ぐらい
回答する
項目はございます。それに丸をつけて
回答ということでございます。
49:
◯阿達孝治委員 今、ちょっとお話しあった「社会的に問題になっている
資料」とか図書とか、これはだれが判断することになるんですか。
50:
◯市民図書館長 御
質問でございますけれども、私の方でそういう事例はございませんので、
お答えできません。
51: ◯副
委員長 ほかにありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
52: ◯副
委員長 ほかになければ、これをもって、
協議会を閉会いたします。...